歯にまつわる、意外と知らない話など不定期でお届けする気まぐれコラム


歯にまつわる、意外と知らない話など不定期でお届けする気まぐれコラム

Vol.62

赤外線非接触体温計を導入

中国の武漢で発生した新型コロナウィルスの拡大で、この4月7日に出された緊急事態宣言をうけて当院では受診者にも検温に協力いただいていました。

↓今までの当院の新型コロナ対策についてはこちら
新型コロナウイルスに対する対策を強化
安心安全を尽くした診療

当院で用意できていたのが、電子腋下体温計でしたので、正直面倒に感じていた方も多かったのではないでしょうか。
そこで、赤外線非接触体温計を発注していたのですが、やっと届いたので、ここでご報告します。

早速使ってみているのですが、わきに挟んでもらうこともなく、おでこにかざして、0.5秒で体温測定できる優れものです。
中国製なのに意外に高性能。説明書も中国語でなくて、英語でほっと一息。あとは、すぐに壊れないように祈るだけです。
たまに反応しないことがあるのはご愛敬。その時は、電子腋下体温計の方でご協力をお願いします。

さらに対策として、以前から備蓄していたN95マスクを使用することにしました。(写真)
そんなにたくさんあるわけではないですから、いつ使うか迷っていたのですが、歯科は閉鎖するようにというように国の方針が代わることもあり得るのではないかと考えるようになりました。
だったら、ある装備は今のうちに使った方がいいだろうということで、引っ張り出してきました。
ガウン等の装備がないので、N95マスクだけ持っていてもコロナ感染者の歯科治療はどのみち不可能だというのも理由です。
さらに、診察前に患者さんに含嗽剤でうがいをしてもらうように協力してもらうようにしました。
手指消毒については受付にアルコール製剤を設置しているのですが、特に歯科は喉に近いので、喉の消毒も強化する趣旨です。

できることはささやかですが、私たちが感染しないようにする。
それが、患者さんの皆さんに感染させないようにする。
そういうことなのかなと思ってます。

今後も安心安全に取り組んでいきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


ブログも毎月更新してますのでよかったら見てみてくださいね。
http://blog.goo.ne.jp/katousika

かとう歯科 加藤一成
~令和2年4月24日(金) 投稿~


バックナンバーはこちら! こちらの記事に関するご質問などはこちら>>>

Pagetop