歯にまつわる、意外と知らない話など不定期でお届けする気まぐれコラム


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Vol.67

歯周病菌の認知症リスク

今月の10月8日は入れ歯予防デーでした。
来月の11月8日はいい歯の日です。
コロナが気になるこのご時世ですが、歯のことも大事に思ってほしいので、今回は歯周病菌の認知症リスクについて書いてみたいと思います。

歯周病菌はいろいろな全身の病気に影響するとされていますが、最近、認知症にも影響することが判ってきています。

↓詳しくはこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/f/39772/20_07_03_01.pdfbr>
アルツハイマー型認知症の8割以上にアミロイドβが脳内の老人斑として蓄積することが判っているのですが、こちらの九州大学の研究によると、歯周病菌感染により全身で産生されるアミロイドβが脳内に輸入され、脳内のアミロイドβの蓄積が促進されるのではないかという結論になっています。

歯周病の対策としては、やっぱり一番は歯みがきとなりますが、歯みがきと組み合わせての、定期的な歯科受診が重要です。

↓歯周病についてはこちら
https://www.katoushika.jp/shishubyo/index.html

コロナの感染者数も比較的落ち着いているかのように感じるこの時期に歯の治療を通じて、認知症対策もしっかりがんばっていきませんか。
入れ歯知らずで、いい歯の日を迎えたいですね。


ブログも毎月更新してますのでよかったら見てみてくださいね。
http://blog.goo.ne.jp/katousika

かとう歯科 加藤一成
~令和2年10月23日(金) 投稿~


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